【野菜栽培士】エンドウの植え付け時期やコツを分かりやすく解説

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どうも、エンドウはスナック753を育てがちなヤマワタです。

春にたくさんのエンドウ豆を収穫するためには、「植え付け」の時期と方法が重要です。

この記事では、家庭菜園でエンドウ豆を成功させるために、植え付け前に絶対確認してほしい3つのチェックポイントと、植え付けの時期と正しい手順を分かりやすく解説します!

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ヤマワタ

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✓野菜栽培士
✓土壌医(土づくりアドバイザー)
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エンドウの栽培で使うアイテム

エンドウの植え付け時期を解説する前に、栽培であると便利なアイテムをご紹介します。

今から紹介するのは野菜栽培士が使用したことのあるものです。

【エンドウ栽培で使うアイテム5選】
1.不織布
➡厳寒期による霜害対策として使います

2.支柱+ツル野菜用ネット
➡越冬して、ツルが伸び始めたら使います

3.マイガーデンベジフル肥料
➡土質改良&元肥・追肥で使えます

4.ベジフル液肥
➡生育が弱い時に水やりとセットで使います

5.リキダス
➡苗の定植時に使用し、根の活着を促進します

この中でも、ベジフル液肥は私の中でもっとも使うアイテムです。

野菜・果樹に特化した液体肥料なので、家庭菜園で使いやすい!

また、「天然有機質入り」なので、野菜の旨みをUPさせる肥料です。
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定植前の3つのチェック

エンドウ豆は生育旺盛。

ですが、土や環境にデリケートな野菜でもあります

そこで、定植前に3つのチェックポイントを解説します。

Check1:連作していませんか?

エンドウ豆はマメ科。
野菜は同じ科を続けて栽培すると微生物のバランスが崩れやすくなります。

特にマメ科は連作を嫌います。

そのため、同じ場所で栽培したいなら3~5年はあけて育てます。

限られた場所やプランターが少ない場合は「連作障害軽減材」を使用します。

あらゆる有用微生物を土壌に入れることで、土壌バランスを保ちます。

【連作障害軽減材の特徴】
✅土と混ぜるだけでOK

✅畑・プランターで使用できる

✅定植する時に使用すると抵抗力が期待

💡使い方のコツ
・連作障害軽減材を撒いてから、2週間以上は種まきや植付けをしない
➡善玉土壌微生物のVS菌が増殖するのを待ちます
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Check2:土壌が酸性に傾いていませんか?

エンドウ豆は酸性土壌を嫌います

適正なpHは6.0〜7.0です。
酸性土壌では根の発育が悪くなり、病気にもかかりやすくなります。

植付け前に苦土石灰や有機石灰で土壌を中和させます。

また、アルカリ矯正資材を用いたら、土壌酸度計があると安心

エンドウ豆の適正な㏗(6.0~6.5)を目視で確認することができます。

Check3:水はけは良好ですか?

エンドウ豆は過湿を嫌う野菜。

水はけが悪いと、根腐れを起こしやすく収穫できないことも…。

対策は高畝にすることで、排水性を良くします。

約15~20㎝にすることで、水が流れやすくなります。

ここからは本題のエンドウの定植時期やコツを野菜栽培士が解説します。

エンドウ豆の植え付け時期

エンドウ豆の植え付けは年に2回あります。

ただ、寒冷地にお住まいの方は1回が基本です。

地域植え付け時期
寒冷地3月中旬~4月中旬
温暖地3月~4月上旬・11月上旬~12月上旬
暖地2月~3月中旬・11月中旬~12月

エンドウは寒さに強いため、12月の植え付けも可能な品種があります。

ただし、これはあくまで目安です。
栽培する品種の「栽培カレンダー」を見て計画的に進めましょう。

失敗しないエンドウの植え付け

エンドウの植え付けは難しくありません。

むしろ、いくつかのポイントを抑えるだけで、生育が格段に良くなります。

そのステップを4段階で野菜栽培士が解説します。

STEP1:苗の高さは10㎝以内で定植

ホームセンターなどで苗を購入する場合、つい「大きくて立派な苗」を選びがちです。

ただ、エンドウ豆の場合は違います。

あまりに大きい苗は冬の厳寒期に霜害リスクが高くなり、冬を越せないことがあります。

【定植する苗の目安】
✅本葉が3~5枚

✅苗の高さが10㎝以内

もし、苗が10㎝以上でも大丈夫です。

ビニールトンネルや寒冷紗を使って、防寒対策で栽培すればOK!

STEP2:ポットからの移植は慎重に!

エンドウ豆は、根がまっすぐ下に伸びる「直根性(ちょっこんせい)」です。

そのため、太い根を傷つけてしまうと、その後の生育に影響が…。

【ポットから畑への移植するコツ】
1.ポットの底を優しく押す

2.土が浮いたのを確認したら、株が落ちないようにポットを逆さまにします

3.根鉢が崩れないように、ポットから取り出します

エンドウは直根性なので、直播きがオススメです。
▶【野菜栽培士】エンドウの種まき時期とコツを分かりやすく解説

STEP3:深植えせずに定植

エンドウ豆は過湿が苦手な野菜

深植えしてしまうと、苗の近くに水がたまり過湿状態に…。

過湿を防ぐために、畝よりも5㎜~1㎝高く定植します。

【エンドウの株間】
✅エンドウの株間は約25~30㎝

✅初心者さんは広めの株間でOK

➡春になると、ツルが繁茂するのを軽減するためです

STEP4:定植後は水やりが大切

植え付けが終わったら土と根を密着させるために、たっぷりと水を与えます。

この時、水に適量のリキダスを入れた希釈液で与えると根張りが向上します。

【リキダスの特徴】
✅植物本来の力を引き出す活力液
➡3種の特許配合で元気に育てます

✅ミネラルが豊富で植物を強くします
➡鉄・亜鉛・モリブデンなど…

✅希釈タイプなので、経済的
➡植物の初期に使うので長く使える活力液です

定植後の栽培管理

定植後の栽培管理は主に「越冬対策」と「追肥」です。

簡単にエンドウの定植後の栽培管理をご紹介します。

エンドウの定植後の管理
  • STEP1
    定植

  • STEP2
    防寒対策

    本格的な寒波が来る前に、寒冷紗などを設置します

  • STEP3
    支柱立て

    エンドウが草丈約15㎝になったら設置します

  • STEP4
    誘引・整枝

    光合成ができるように、ツルの絡まりを少なくします

  • STEP5
    追肥

    実つきを良くするために必要な管理です

  • STEP6
    収穫

    適期が過ぎると風味が極端に落ちます
    気持ち早めに収穫がオススメです

特に「追肥」が大切です。

エンドウの追肥は「収量」や「品質」が大きく関わります。

そこで、当サイトはエンドウの追肥方法やタイミングについて解説。
📌追肥でグッと差がつく!
▶【野菜栽培士】エンドウの追肥タイミングやコツを分かりやすく解説

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。

今回はエンドウの定植時期や方法、コツを解説しました。

【エンドウ栽培で使うアイテム4選】
1.不織布
➡厳寒期による霜害対策として使います

2.支柱+ツル野菜用ネット
➡越冬して、ツルが伸び始めたら使います

3.マイガーデンベジフル肥料
➡土質改良&元肥・追肥で使えます

4.ベジフル液肥
➡生育が弱い時に水やりとセットで使います

5.リキダス
➡苗の定植時に使用し、根の活着を促進します

地域植え付け時期
寒冷地3月中旬~4月中旬
温暖地3月~4月上旬・11月上旬~12月上旬
暖地2月~3月中旬・11月中旬~12月

【ポットから畑への移植するコツ】
1.ポットの底を優しく押す

2.土が浮いたのを確認したら、株が落ちないようにポットを逆さまにします

3.根鉢が崩れないように、ポットから取り出します

【エンドウの株間】
✅エンドウの株間は約25~30㎝

✅初心者さんは広めの株間でOK

➡春になると、ツルが繁茂するのを軽減するためです

エンドウの定植後の管理
  • STEP1
    定植

  • STEP2
    防寒対策

    本格的な寒波が来る前に、寒冷紗などを設置します

  • STEP3
    支柱立て

    エンドウが草丈約15㎝になったら設置します

  • STEP4
    誘引・整枝

    光合成ができるように、ツルの絡まりを少なくします

  • STEP5
    追肥

    実つきを良くするために必要な管理です
    ▶エンドウ豆の追肥方法やコツを解説

  • STEP6
    収穫

    適期が過ぎると風味が極端に落ちます
    気持ち早めに収穫がオススメです

当サイトは家庭菜園に特化した記事が180以上ございます。

この記事を書いた人
ヤマワタ

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✓野菜栽培士
✓土壌医(土づくりアドバイザー)
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【サイトへの思い】
日本中のガーデニング資材を試してみたい!
そんな思いで”家庭菜園”に特化したサイトを開設!
【記事の内容】
・肥料・堆肥・活力液などで野菜の成長を検証
・コンパニオンプランツを実際に試して効果を解説
・野菜にあうプランターの選び方を解説
他にも180以上の記事があります!

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