どうも、土づくりが大好きなヤマワタです。

✓堆肥とは?
✓堆肥って必要なの?
✓堆肥と肥料はどう違う?
✓堆肥の使い方が知りたい!

こんな疑問や悩みを野菜栽培士が解決します!
野菜を育てることが楽しく意外と見落としがちな「土づくり」。
私は最初の頃は野菜づくりに一生懸命で土が固くなったり、栄養がなくなったり…。
実は、健康な野菜を育てる上で「土づくり」は最も重要と言っても過言ではありません。
そして、その土づくりに欠かせないのが「堆肥」なんです!
今回は、家庭菜園初心者の方にも分かりやすく「堆肥とは何か」を野菜栽培士が解説していきます。
堆肥ってなに?
おそらくこの記事を読んでいる方は、堆肥が気になって夜しか眠れない方。
そこで、まずは「堆肥とはぶっちゃけ何なのか」を解説します!

堆肥とは有機物を微生物の力でじっくりと分解・発酵させたもの。
有機物:落ち葉やわら、野菜くず、米ぬか、動物のフンなど
自然界では勝手に朽ちていく有機物を人工的・効率的に堆肥化させています。
この堆肥を入れることでが元気になって野菜がスクスク育つ環境にさせる材料になります!
「でも、肥料とどう違うの?」と思った方もいるかもしれません。
堆肥と肥料はどう違う?
堆肥と肥料は、どちらも野菜の生育に役立ちます!
ただ、役割が大きく異なります。

- 肥料: 野菜の「ごはん」のようなもの。窒素・リン・カリといった栄養素を野菜に与えて、成長を促します
- 堆肥: 野菜が育つ土の環境を、健康な状態にするのが主な役割です。
人間で例えるならば…
- 肥料:日頃の食事
- 堆肥:食事をできるようにするための環境づくり
といった感じでしょうか。
どちらも大切ですが、役割が違いますね。
堆肥を使うと、どんな効果があるの?
堆肥を畑に入れることで、たくさんのメリットがあります。

- 土がフカフカになる! 堆肥に含まれる有機物が微生物によって分解される過程で、土の粒と粒の間に隙間がたくさんできます。これにより、水はけが良くなり、同時に水もちも良くなるという理想的な土壌に。
- 根張りが良くなる! フカフカで通気性の良い土は、野菜の根がストレスなくスムーズに伸びるのを助けます。しっかり根を張ることで、野菜は安定して水分や養分を吸収できるようになります。
- 微生物が増えて土が豊かになる! 堆肥は微生物にとって格好のすみかであり、エサにもなります。堆肥を入れることで土の中の微生物が活発になり、病原菌の活動を抑えることも!
- 保肥力(ほひりょく)が高まる! 堆肥はスポンジのように水分や肥料分を蓄える能力があります。これにより、入れた肥料が雨などで流れ出てしまうのを防ぎます。
このように、堆肥は土づくりの基礎となります。

実際に愛用している堆肥を7つ紹介中です!
▼土壌環境が改善される愛用の堆肥7選
堆肥の使い方
堆肥と言っても多くの種類があります。
そのため、使い方は一概には言えません。
そこで一般的な堆肥の使い方をご紹介します!


一般的には、畑を耕すときに土に混ぜ込みます。
野菜を植付け前の準備段階で、土にしっかりと堆肥をすき込みます。
有名な堆肥だと、牛糞堆肥やバーク堆肥、腐葉土などがあります。
最初はどれを選んで良いか迷うかもしれませんが、まずは手に入りやすいもので大丈夫です。
個人的にオススメなのは万能堆肥の「鶏ふん」です。
▼実際に愛用してる鶏ふんを4つ紹介!
堆肥の作り方
この記事では、堆肥が家庭菜園にもたらす効果や肥料との違いをご紹介しました。
しかし、「どうせなら自分で堆肥を作ってみたい!」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?


実は、家庭で出る生ごみなども活用して、手軽に堆肥を作る方法があるんです。
それが、コンポストを使った堆肥づくりです。
「コンポストって何?」「どうやって使うの?」と疑問に思った方もご安心ください!
すでに下の記事で、コンポストの詳しい種類や特徴についてご紹介しています。
ぜひ、あなたに合うコンポストを探してみてください!
▼野菜栽培士が代表的な形のコンポストを4つ紹介
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回は堆肥の解説や使い方をご紹介しました!
「野菜づくりは土づくり」と言われるくらい土が大事です。
その土は堆肥を入れることでフカフカになります。
ぜひ、私が愛用している堆肥をチェックしてみてください!
▼愛用している堆肥を7つ紹介!
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