どうも、ブロッコリーは早生品種を育てがちなヤマワタです。

家庭菜園を始めたばかりの頃、私は「ブロッコリーって簡単そう!」と思ってホームセンターの苗を買いました。
ところが——植えた2~3週間後には、苗が萎れてしまったんです。
原因は「深植え」と「害虫の見落とし」。
この記事では、そんな初心者の失敗をもとに“うまく育つ植え方”をやさしく解説します。
ブロッコリーを植える最適な時期
まず一番大切なのが植え付け時期です!
いくら植え方が正しく行えても、時期が違えば育ちません。
なので、育てたい品種が適切な時期なのか調べる必要があります!

ブロッコリーの栽培時期は大きく2つに分類されます。
🌸春まき:2月下旬〜3月
✅収穫は5~6月
✅初心者さんは少し難易度が高い
➡害虫被害が多くなるため
🍂 秋まき:8月中旬〜9月中旬(おすすめ!)
✅収穫は11~翌年の2月
✅害虫被害が少ない
✅越冬するブロッコリーは甘くなる
初心者さんにオススメな栽培時期は秋まき品種。

とくに早生の「緑嶺」は栽培しやすく、早く収穫できます。
植付け前の成功のコツ
多くの野菜は初期生育がとても大切になります。
ブロッコリーも同様に、植付けの直前直後が重要!

植付け前にある管理をすることで根張りがしっかりすることがあります。
それは苗に活力液を与えること。
活力液を与えることで、植付け後の根が促進しやすくなります。
活力液を与える方法は2通りあります。
1.活力液に浸ける
まずは希釈した活力液を容器で浸ける方法です。
【活力液に浸ける方法】
1.バケツに水を張ります
➡約8~10cm程度の高さ
2.活力液のリキダスを希釈倍率で入れます
3.ポットごと約20分間浸けます
4.時間が経過したら、ポットから出して植えます
活力液はリキダスがおすすめです。
カルシウムやミネラルが豊富で植物が強く成長しやすくなります。

2.植付けする穴に活力液をいれる
時間がない方はこれでも十分!
植え付けする穴に水を入れることで、より根が深く伸びようとします。
【植え付けする穴に活力液を入れる方法】
1.ポットサイズの植え穴を掘る
2.希釈した活力液を穴にたっぷり入れる
3.しっかり土に浸透したのを確認して植付け
定植時に発根作用を高めることで、栄養を吸収しやすくなります。
そのため、生育初期から良く成長して、栽培が成功率UPにつながります。
発根作用を高める資材は「活根彩果」がオススメ。

【活根彩果が定植にオススメの理由】
✅圧倒的な発根力
➡根が増えて、水や栄養の吸収率がUP
✅定植して早くに活着
➡根を張り巡らせて、土との活着が早くに!
植付け前に使っているオススメの資材👇
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3.葉に害虫がいないか確認
アブラナ科は害虫被害の多い野菜です。
そのため、防虫ネットをしていても食害に遭うことがあります…。
ただ、植付け前に害虫の有無をチェックするだけで大幅に被害を減らせます!

特に葉に”かじられた”跡や穴があいていたら要チェック!
葉裏を見て、害虫がいないか確認。

アオムシやアブラムシは小さかったり、同色で分かりづらいです。
良ーく確認して、被害を減らします。
😭 私の失敗エピソード
植付け前に害虫を確認せずに定植。
植えてから1週間後には一部の葉がレース状に…。
✅植付け前に葉裏も害虫の有無を確認
✅植付け後はすぐに防虫ネットを設置
ブロッコリーの植え方
さぁ、いよいよブロッコリーの植え方です。

植え付けする時に大切なのは「株間」と「深さ」です。
正しい植え方をマスターすることで、立派なブロッコリーが収穫できるように!
1.ブロッコリーの株間
ブロッコリーの植付け間隔は約40~50㎝。
「意外と広い間隔で植えるんだ」と思われる方がいるかもしれません。
この広さがとても重要です。

私は最初「もったいない」と思い、株間を約30㎝程度に。
結果は葉が込み合って、病気が発生。
なので、最低でも40㎝の株間があると安心です!
2.定植に深さ
この植える深さがブロッコリー栽培でとても大切。
ブロッコリーは畝よりも少し高い(数ミリ)くらいがちょうど良いです。

深植えしてしまうと、水が苗に集中してしまい、根腐れの原因に…。
😭 私の失敗エピソード
「グラつくのが心配…。」
「土と根が早く活着して欲しい…!」
このような思いで畝に強く押し込んで深植えしました。
すると、数週間後に苗が萎れて黄色くなってしまいました…。
結果は過湿の環境による根腐れ。
✅畝より低い位置に深植えしない
✅排水性の良くない畝で栽培しない
過湿にならない土壌環境は堆肥を入れることが最も効果的です。
排水性はもちろん、保肥力も高まり作物が成長しやすくなります。
👉 【関連記事】:初心者さんにオススメの堆肥7つを野菜栽培士が解説
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回はブロッコリーの植え方について解説しました。
✅植付け前に活力液を与える
✅植付けする穴に活力液を与える
✅植付け前に害虫がいないか確認
✅植付けは株間が約40~50㎝
✅植付けは深植えしない
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