どうも、秋冬野菜の後に緑肥を蒔くヤマワタです。

✓緑肥ってどんな効果があるの?
✓緑肥になる植物が知りたい!
✓おすすめの緑肥を

こんな疑問や悩みを野菜栽培士が解決します!
この記事を読んでいる方は家庭菜園をしている方が多いと思います。
そこで今回は自然の土壌改善効果のある緑肥を解説します。
緑肥の効果だけでなく、オススメの緑肥もご紹介します。
当記事はまず緑肥の効果に触れます。
その後にオススメの緑肥を4つご紹介します。
緑肥の効果
さっそく、緑肥の効果について解説します。

緑肥になる植物は様々です。
その中でも有名なものは主に「ソルゴー」・「マリーゴールド」・「クロタラリア」です。
緑肥の効果を大きく分類すると3つあります。
1.物理性の改善
2.化学性の改善
3.生物性の改善
✓緑肥は雑草の抑制効果もあります
✓景観の美化に用いられることも!

ここからは詳しく緑肥効果を解説します!
緑肥の効果(物理性)
まずは緑肥の「物理性の改善」から解説します。

物理性の改善に効果のある緑肥は主に3つ!
・ソルゴー
・青刈りトウモロコシ
・ギニアグラス
これらは土壌の物理性を改善する効果があります。
では、主にどんな内容の効果なのでしょうか?

【物理性の改善効果】
・通気性をよくします
➡緑肥をすき込むことで、土中に空気が入り通気性◎
・透水性の向上
➡土中に空気が入ることで、排水性が高まります
✓ソルゴーはクリーニングクロップとしても優秀
(関連:野菜栽培士がクリーニングクロップを解説)
緑肥の効果(化学性)
次に化学性の改善を解説します。

土壌の化学性改善に効果的な緑肥は主に3つ!
・クローバー類
・ヘアリーベッチ
・ソルゴー
これらは土壌の化学性を改善する効果があります。
では、主にどんな内容の効果なのでしょうか?

【化学性の改善効果】
・肥沃にします
➡マメ科の作物(ヘアリーベッチ)が微生物を増やします
・余分な肥料を吸い取ります
➡クリーニングクロップと呼ばれます
(関連:野菜栽培士がクリーニングクロップを解説)
緑肥の効果(生物性)
さいごに、生物性の効果を解説します。

土壌の生物性改善に効果的な緑肥は主に2つ!
・マリーゴールド
・エンバク
これらは土壌の生物性を改善する効果があります。
では、主にどんな内容の効果なのでしょうか?

【生物性の改善効果】
・ネコブセンチュウを抑止します
・ネグサレセンチュウを抑止します
✓センチュウ対策として「イネ科」作物がオススメです
➡イネ科の作物は被害が少なく、輪作に組み込める植物
✓石灰窒素で抑制することも可能です

トウモロコシは肥料を吸い取るお掃除屋さん!
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回は緑肥の効果と4つのオススメ緑肥をご紹介しました。
・緑肥は主に3つの効果がある
➡物理性・化学性・生物性
・物理性の改善は排水や通気性をよくする
・科学性の改善は余分な肥料を吸い取る
・生物性の改善は有害な微生物を抑制する
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