どうも、元肥に油かすを施肥するヤマワタです。

✓油かすの効果ってなに?
✓油かすの使い方が知りたい!
✓骨粉入りのベストな使い方を教えて!

こんな疑問や悩みを野菜栽培士が解決します!
元肥や追肥として万能な有機肥料の油かす。
油かすは有機肥料で家庭菜園でも多く使われます。
そんな油かすの効果や使い方を野菜栽培士が解説します!
記事前半では、油かすの概要と効果。
後半は油かすの使い方を解説します。
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油かすの概要
油かすは多くの種類があります。

植物質の場合は「大豆油かす」・「なたね油かす」が有名です。
動物質の場合は「骨粉油かす」・「魚かす」などがあります。

油かすは有機質肥料の分類になります!
油かすの効果
油かすは、様々な効果があります。

油かすは比較的に”チッソ成分”が多い肥料です。
「骨粉油かす」は”リン酸成分”が多くなります。
種類 | 植物質の油かす | 動物質の油かす |
---|---|---|
特徴 | ・チッソ成分が多い ・様々な種類が販売 ・比較的に安価 | ・リン酸が多い ・植物質の油かすより高価 |
肥効 | ゆっくり効く | 効果が早い |
動物質の油かすはC/N比が3~4。
植物質の油かすはC/N比が4~6。
C/N比の数字が小さいほど、チッソの効き目が早いです。
そのため動物質の油かすは有機質肥料の中でも早く効きます。

ここからは油かすの使い方を解説します!
油かすの使い方
油かすの使い方は元肥・追肥が主になります。

まずは元肥としての使い方を解説します!
【元肥として油かすを使う】
1.種蒔き・植付けの3週間前に施肥します
2.施肥する時は、均等に撒きます

有機質肥料の分解時にガスが発生する場合があります。
そのため十分に期間を空けて、植付けします。
続いては、追肥としての使い方です。
「追肥として油かすを使う」
1.植物から少し離して(約10~15㎝)追肥します
2.追肥後に水を与えます
✓有機質肥料は未発酵のものが多いです
➡追肥時は有機液肥、無機質肥料がオススメ!
✓寒冷地は肥料が効きにくいです
➡液体肥料や化成肥料などの即効性がオススメ!
(関連:野菜の成長に液体肥料を使って検証)
骨粉油かすの使い方
骨粉入り油かすは”リン酸”が多い有機質肥料です。

リン酸は初期生育にとても重要な成分です。
そのため、元肥で施用することで効果を十分に発揮します。
✓リン酸が多い有機質肥料は”バッドグアノ”
➡コウモリのふんを主体としたものです
✓玉ねぎやレタスがリン酸を好みます
(関連:野菜栽培士が玉ねぎの育て方を解説)
育苗で活躍するアイテム
種から育てるなら「育苗ポット」を持っている方は多いと思います。

ただ、育苗ポットがあるだけでは上手く育つのは難しいです。
そこであると安心なのが「育苗器」です。
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【育苗器のメリット】
1.発芽率の向上:温度と湿度を管理できます
2.病害虫の予防:適切な環境で外からの虫もブロック
3.栽培期間の短縮:収穫までの時間を大幅に短くします
育苗器はとても高く、覚悟が必要になります。
おトクな代替品は「育苗ヒーター」です。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回は油かすの効果や使い方を解説しました。
・油かすは元肥・追肥として使える
・追肥の場合は、液体肥料を一緒に使うと効果的
・骨粉入り油かすは元肥に最適
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