どうも、茹で落花生が大好きなヤマワタです。
茹で品種の”郷の香”を育てています。
落花生は地中に莢がなる面白い野菜です。
落花生は病気に強いですが、鳥や獣に狙われやすいです。
そのため獣ネットなどが必要になる場合があります。
そんな落花生は栽培管理が少ないので育てやすい野菜です。
そこで今回は落花生の育て方とコツを解説します!
最初に落花生の概要に触れます。
その後に土づくりや種蒔き、追肥などを解説します。
落花生の概要
まずは落花生の概要から解説します。
科 目 | マメ科 |
播種時期 | 4月~6月 |
植付時期 | 5月~7月上旬 |
連作障害 | あり(2~3年) |
発芽適温 | 約20℃~30℃ |
株 間 | 約30㎝ |
生育適温 | 約25℃~28℃ |
土壌酸度 | ㏗6.0~6.5 |
ここからは落花生の土づくりを解説します。
土づくり
落花生の土づくりはとても重要です。
莢が土の中で大きくなるのでフカフカにすることが大事です。
そこで土づくりのポイントが3つあります。
有機堆肥を投入することで良い土壌が出来上がります。
項目 | 畑・農園 | プランター |
---|---|---|
石灰 | 2週間前に撒きます | なし |
元肥 | 1週間前に撒きます | 野菜用培養土 |
畝高 (プランターの高さ) | 約10㎝~15㎝ | 約30㎝ |
畝幅 (プランターの幅) | 約60㎝ | 約40㎝~60㎝ |
有機石灰の場合は元肥と一緒に投与して問題ないです。
有機堆肥は3週間前に施肥するのがオススメです。
- 3週間前有機堆肥の投入
(腐葉土や牛糞堆肥) - 2週間前石灰の投与
(苦土石灰や有機石灰) - 1週間前元肥の肥料を施肥
(チッソ分が少ない肥料でも問題ないです) - 当日お好きな品種の種を蒔きます
種蒔き
落花生は発芽適温が高いので4月~6月が適期です。
また水はけが悪い土の場合、種が腐ることがあります。
【種の蒔き方】
1.直径約6㎝、深さ約3㎝の穴を掘ります
2.種が重ならないように3粒蒔きます
3.覆土して軽く鎮圧します
4.鳥の被害を減らすために不織布を設置します
中耕&追肥&土寄せ
栽培管理の中耕・追肥・土寄せは同じタイミングで行います。
落花生の追肥はたった1回です。
追肥のタイミングは分かりやすいので初心者も容易です。
項目 | 1回目 |
---|---|
タイミング | 花が咲き始めた頃 |
施 肥 量 | 1株1つまみ |
もし咲いている花が極端に少ない場合は2回目の追肥が効果的です。
収穫
収穫のコツは取り遅れないことです。
落花生は開花期間が長いので大小異なる莢が付きます。
開花からの日数を確認して試し掘りすると安心です。
項目 | 早生種 | 中生種 | 晩生種 |
---|---|---|---|
収穫タイミング | 開花から約70日 | 開花から約80日 | 開花から約90日 |
病害虫対策
落花生は昆虫だけでなく、鳥や獣にも狙われやすい野菜です。
畑や農園はネットがあると安心です。
対策しないと穴を掘って実が食べられてしまいます。
難易度 | 害虫対策 | 鳥・小動物対策 |
---|---|---|
容 易 | ・銀テープを張る ➡アブラムシ対策 ・害虫スプレーをかける ➡容易で幅広く効く | ・防鳥ネットや防獣ネットの設置 |
普 通 | ・排水性の良い土づくり ➡幼虫の食害を軽減します ・完熟たい肥の使用 ➡コガネムシの幼虫を発生しにくい環境 | ・柵を設置 ➡獣害柵は農園によっては禁止の場合もあります |
落花生は病気に強い野菜です。
病気になる原因の多くが多湿です。
水やりを控えて水はけの良い土壌にすることが重要です。
水やりは多すぎると実が大きくならないことがあります。
オススメは郷の香です
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回は落花生の育て方やコツを解説しました。
落花生のオススメ品種は”郷の香”です。
茹で品種でとにかく甘いです!
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