【大粒】落花生がたくさん実る育て方を解説【栽培9年】

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どうも、茹で落花生が大好きなヤマワタです。

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ヤマワタ

茹で品種の”郷の香”を育てています。

落花生は地中に莢がなる面白い野菜です。

落花生は病気に強いですが、鳥や獣に狙われやすいです。
そのため獣ネットなどが必要になる場合があります。

そんな落花生は栽培管理が少ないので育てやすい野菜です。

そこで今回は落花生の育て方とコツを解説します!

最初に落花生の概要に触れます。
その後に土づくりや種蒔き、追肥などを解説します。

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落花生の概要

まずは落花生の概要から解説します。

科  目マメ科
播種時期4月~6月
植付時期5月~7月上旬
連作障害あり(2~3年)
発芽適温約20℃~30℃
株  間約30㎝
生育適温約25℃~28℃
土壌酸度㏗6.0~6.5

ここからは落花生の土づくりを解説します。

土づくり

落花生の土づくりはとても重要です。

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ヤマワタ

莢が土の中で大きくなるのでフカフカにすることが大事です。

そこで土づくりのポイントが3つあります。

土づくりのポイント

1.水はけの良い土壌を作ります
有機質の堆肥を3週間前に施肥します

2.フカフカの土壌を作ります
腐葉土や牛糞堆肥を施肥します

3.チッソ分は少なめで施肥します
落花生の根に付着している”根粒菌”窒素を吸収します

有機堆肥を投入することで良い土壌が出来上がります。

項目畑・農園プランター
石灰2週間前に撒きますなし
元肥1週間前に撒きます野菜用培養土
畝高
(プランターの高さ)
約10㎝~15㎝約30㎝
畝幅
(プランターの幅)
約60㎝約40㎝~60㎝
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ヤマワタ

有機石灰の場合は元肥と一緒に投与して問題ないです。
有機堆肥は3週間前に施肥するのがオススメです。

種蒔き前の土づくりライン
  • 3週間前
    有機堆肥の投入
    (腐葉土や牛糞堆肥)

  • 2週間前
    石灰の投与
    (苦土石灰や有機石灰)

  • 1週間前
    元肥の肥料を施肥
    (チッソ分が少ない肥料でも問題ないです)
  • 当日
    お好きな品種の種を蒔きます

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種蒔き

落花生は発芽適温が高いので4月~6月が適期です。

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ヤマワタ

また水はけが悪い土の場合、種が腐ることがあります。

【種の蒔き方】
1.直径約6㎝、深さ約3㎝の穴を掘ります

2.種が重ならないように3粒蒔きます

3.覆土して軽く鎮圧ます

4.鳥の被害を減らすために不織布を設置します

種蒔きのコツ

種蒔き後に防鳥ネットや不織布を設置します
種子や芽が食べられるのを防ぎます

種蒔き前に天気を調べます
雨の多い時期は過湿になり種が腐ることがあります

中耕&追肥&土寄せ

栽培管理の中耕・追肥・土寄せ同じタイミングで行います。

落花生の追肥はたった1回です。

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ヤマワタ

追肥のタイミングは分かりやすいので初心者も容易です。

項目1回目
タイミング花が咲き始めた頃
施 肥 量1株1つまみ

もし咲いている花が極端に少ない場合は2回目の追肥が効果的です。

追肥のコツ

追肥の前にマルチを剥がします
莢(子房柄)の成長を妨げないためです

株の周囲をでほぐします(中耕)
子房柄が土中に潜りやすくするためです

追肥の後に土寄せをします
効率よく肥料の栄養を吸収してもらうためです

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収穫

収穫のコツは取り遅れないことです。

落花生は開花期間が長いので大小異なる莢が付きます。

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開花からの日数を確認して試し掘りすると安心です。

項目早生種中生種晩生種
収穫タイミング開花から約70日開花から約80日開花から約90日

病害虫対策

落花生は昆虫だけでなく、鳥や獣にも狙われやすい野菜です。

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ヤマワタ

畑や農園はネットがあると安心です。
対策しないと穴を掘って実が食べられてしまいます。

難易度害虫対策鳥・小動物対策
容 易銀テープを張る
アブラムシ対策

害虫スプレーをかける
➡容易で幅広く効く
防鳥ネットや防獣ネットの設置
普 通排水性の良い土づくり
➡幼虫の食害を軽減します

完熟たい肥の使用
➡コガネムシの幼虫を発生しにくい環境
・柵を設置
獣害柵は農園によっては禁止の場合もあります

落花生は病気に強い野菜です。
病気になる原因の多くが多湿です。

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ヤマワタ

水やりを控えて水はけの良い土壌にすることが重要です。
水やりは多すぎると実が大きくならないことがあります。

オススメは郷の香です

最後までお読みいただきありがとうございます。

今回は落花生の育て方やコツを解説しました。

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ヤマワタ

落花生のオススメ品種は”郷の香”です。
茹で品種でとにかく甘いです!

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ヤマワタ

野菜よりも土づくりを好む人間です。
微生物資材や肥料、堆肥で検証するのが大好きです。
今年で野菜作り9年目になりました。

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ninnjinn.no.ha@gmail.com

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