どうも、人参は”ベータリッチ”を育てがちなヤマワタです。

「種をまいたのに芽が出ない…」
「いつ種をまけばいいのかわからない」
私は菜園始めたての頃はニンジンの発芽するまでが苦手でした。
・発芽までの水やりをサボって全滅
・タネを深く蒔いて、発芽不良
・ようやく発芽しても、土が硬く奇形の人参
➡調理しにくい人参に…。
これらの失敗を経て、今では人参の発芽がむしろ得意科目。
実は、にんじんは種まきのタイミングとやり方次第で成功率が大きく変わります。
この記事では、菜園初心者でも失敗しない種まきの方法を徹底解説します!
💡発芽で困っている方はこちらの記事もチェック!
👉にんじんの発芽率を上げる3つのコツを解説
にんじんの種まき時期・タイミング
人参は大きく2つの時期で栽培することができます。
「春まき」と「秋まき」ですが、秋まきに蒔く方が多い印象です。

人参の発芽適温(地温)は15~25℃。
お住まいの地域の気温を調べると適期が分かりやすくなります。
💡初心者さんは秋まきがオススメ
✅気温が落ち着いてきて、育てやすくなるため
➡気温が下がり、水やり管理がラクになります
✅害虫被害が少なくなる
➡秋から冬にかけてムシが少なくなります
にんじんの種まき手順
ここからは実際にニンジンの種まきを解説します。
人参の種まきは大きく4つのステップで完了できます。
STEP1:1㎝の溝を作る
ニンジンの種はとても小さいです。
そのため、溝の深さは5㎜~1㎝でも十分。

園芸用の支柱を使うと、真っすぐな溝が作りやすいです。
⚠️失敗エピソード
・約2㎝の深い溝を作って、発芽不良
✅浅い溝がニンジンにとっては好条件
STEP2:1㎝間隔で種をまく
いよいよ、タネを蒔きます。
ニンジンは溝に沿って蒔く「筋まき」。

1㎝の間隔でまくと、今後の間引きがしやすくなります。
💡栽培のポイント
✅狭い間隔でタネをまくと、間引きが大変
✅広すぎると、人参が大きくならないことも
➡ニンジンは”共育ち”の性質があり、隣の株と成長を促します
STEP3:軽く土をかぶせて鎮圧
人参を蒔いたら、少しだけ覆土します。
ニンジンの種は”好光性種子”。
好光性種子は光に反応して発芽するので、覆土は少しで十分です。

不織布を使うことで、畑の乾燥を防ぎやすくなるのでオススメです。
土を被せた後は、鎮圧して種が地表に浮いてこないようにします。
STEP4:たっぷり水を与える
最後は水やりです。
ニンジンは品種によっては発芽まで1週間以上かかることも…。
その間に、極度の乾燥状態になってしまうと発芽しない場合もあります。
乾燥を防ぐために、もみ殻を使って保水性をアップすると栽培管理が容易に!

⚠️失敗エピソード
・3~4日に一回で水やりをしていた
➡ほとんど発芽せず。発芽してもヒョロヒョロ
✅発芽までは毎日、水やりするくらいの気持ち
✅保水力をアップさせるためにもみ殻を使う
ニンジンは発芽率の低い野菜です。
そのため、家庭菜園の始めたてはショックの連続でした…。
ただ、今はかなり発芽率を上げることができたので色々失敗して良かったです。

そこで、これらの失敗を活かして「人参の発芽率を上げるコツ」をご紹介します。
📌 関連記事
▶【初心者必見】ニンジンの発芽率をあげるコツを野菜栽培士が解説
発芽後の管理
芽が出たら、いよいよ本格的なスタート!
発芽後は間引きや追肥、土寄せ・中耕などがあります。
- STEP1発芽(種まきから)
種まきから1~2週間
- STEP21回目の間引き
本葉が2~3枚になったら間引き
- STEP32回目の間引き
本葉が6枚程度になったら間引き
- STEP4追肥(2回目の間引き後)
根を大きくさせるための追肥
- STEP5土寄せ・中耕
人参の変色(緑色)を防いだり、通気性を向上させる
- STEP6収穫
人参の詳しい栽培方法は以下の記事を参考にしてください。
📌 関連記事
▶【栽培容易】ニンジンの基本的な育て方を野菜栽培士が解説
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回は人参の種まき時期やコツを解説しました。
💡初心者さんは秋まきがオススメ
✅気温が落ち着いてきて、育てやすくなるため
➡気温が下がり、水やり管理がラクになります
✅害虫被害が少なくなる
➡秋から冬にかけてムシが少なくなります
✅約5㎜~1㎝の深さの溝を作る
✅1㎝の間隔でタネを筋まきする
✅軽く覆土し、鎮圧する
✅たっぷり水を与える
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