どうも、大根栽培9年目になるヤマワタです。
大根と人参の相性が良いらしいので実際に検証しました!
他にも”小松菜×ニラ”、”小松菜×サニーレタス”の混植も記事にしています。
≫小松菜の混植結果を詳しく見る
大根と人参は家庭菜園で人気のある野菜です。
そのため混植を考えている方も多いのではないでしょうか?
実際に混植をして分かったことが沢山ありました!
これから大根と人参の混植を考えている方はぜひ参考にしてください
家庭菜園が今よりずっと楽しくなる
今回は大根×ニンジンのコンパニオンプランツです。
他にもナス×ニラ、ピーマン×ニラ、そら豆×玉ねぎと多くの野菜で検証中です!
これらの混植の方法を学んでいるのは”本”です!
基礎から応用まで学べる混植の中で一番面白い本です!
ここからは混植の概要を解説します。
大根と人参の種まき
大根と人参は秋に蒔きました。
人参➡10月上旬
大根➡10月中旬
人参を先に蒔いた理由は2つ!
【人参を大根より早く蒔いた理由】
1.一緒に収穫したい
➡人参の方が栽培期間が長いため早めに蒔きました
2.害虫被害を減らせる
➡セリ科の人参は独特な香りで害虫が少ない
➡”大根が狙われやすい幼苗期”を人参が忌避してくれるイメージ
大根と人参の播種距離
大根と人参の播種距離は約25㎝。
大根の葉が広がるから多めにとって25㎝に決めました。
後ほど解説しますが、もっと播種間隔を空ければよかった…。
ここからはデメリットとメリットを解説します!
まずはデメリットから2つをご紹介!
デメリット
【デメリット】
・葉が黄化
・追肥が少し難しい
ここからはデメリットを細かく解説します。
人参の葉が黄化
・大根の大きい葉が人参を覆う
➡日陰になった人参の葉は黄化
大根の葉は高さも出て、横に広がります。
人参との株間が30㎝以上あれば安心です!
追肥が少し難しい
お互いの根が近いため追肥する場所が限られました。
・葉が重なり施肥しにくい状態です
私は株元から約15~20㎝離して追肥します。
お互いの葉が重なり施肥しにくい環境でした。
メリット
【メリット】
・害虫被害がほぼなし
・雑草があまり生えてこなかった
・成長が早かった
ここからはメリットを細かく見ていきます。
害虫被害がほぼなし
害虫被害の多い大根ですがほとんど被害はなく丈夫に育ちました!
特に幼苗期に食害に遭わなかったのが印象的です。
雑草があまり生えてこない
雑草が他の畝より生えてないなかったです
正直理由は分からないですが推測で2点
雑草が生えないだけで非常にラクになりました!
成長が早かった
混植しない大根と比べると明らかに早い成長でした
・生育促進
➡間引きをしてから成長が早く感じました
・雑草に栄養を奪われなかった
➡土中の養分をたくさん吸えた
コンパニオンプランツの本を読んだときに下記のことが書かれていました。
大根と人参は根菜類で深根タイプ。深く根を張り、空気の通りが良くなり、互いの根が伸びやすくなる。
コンパニオンプランツの野菜作り‐木嶋利男
とても学びになる1冊です。
人気本なのでお住まいの「図書館」に置いてあるかもしれません。
混植を実際に試して分かった事
大根×人参の混植で2つの失敗を学びました!
・播種間隔を広げる
➡30㎝以上の間隔を設けます
・元肥をしっかり施肥
➡追肥が楽になるだけで育てやすさが変わる
混植は楽しい!
最後までお読みいただき本当にありがとうございます!
今回は大根×人参の混植を解説しました!
混植は様々なメリットがあるのでいろんな野菜で検証しています!
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