どうも、オクラの味噌汁が好きなヤマワタです。

オクラは栄養価が高く、家庭菜園で人気な野菜です。

今回はオクラの育て方を解説します!
最初にオクラの概要に触れます。
その後に土づくりや種蒔きなどの育て方を解説します。
オクラの概要

まずはオクラの概要です。
科 目 | アオイ科 |
播種時期 | 4月~6月上旬 |
植付時期 | 4月~7月 |
連作障害 | あり(1年) |
株 間 | 約30㎝ |
発芽適温 | 約20℃~30℃ |
生育適温 | 約25℃~30℃ |
土壌酸度 | ㏗6.0~6.5 |
ここかからは土づくりや種蒔きを解説します。
土づくり
オクラは多湿が苦手な野菜です。

多湿にならないためにの対策が必要です。
畑・農園の栽培は高畝の土づくり。
プランター栽培なら排水性の良いプランター選びが重要です。
(参考:オクラの適切なプランターの選び方)

排水穴やスノコ付は多湿になりにくいです。
項目 | 畑・農園 | プランター |
---|---|---|
石灰 | 種蒔きの2週間前 | なし |
元肥 | 種蒔きの1週間前 | 野菜用培養土 |
畝高 (プランターの高さ) | 約10㎝~15㎝ | 約30㎝ |
畝幅 (プランターの幅) | 約60㎝ | 約30㎝~50㎝ |
元肥をしっかり撒くことで初期の成長が成功します。
種蒔き
オクラの種蒔きは「ポット蒔き」と「直播き」があります。

オクラは寒さが苦手なので、日中の気温が20℃で蒔きます。
(オススメ記事:オクラの知って得するオススメ品種)

オクラ栽培が初めての方は植付けがオススメです。
【種の蒔き方(ポット)】
1.2号(6㎝)のポットを用意します
2.約1㎝の穴を作ります
3.種が重ならないようにポットに3粒蒔きます
4.覆土して軽く鎮圧させます
5.水をたっぷり与えます
【注意点】
・オクラは移植を嫌うので、優しくポットから取り出します
➡ジフィーポットは移植せずに育てられます

オクラの根は深く伸びるので傷つけないことが重要です。
【直播きのやり方】
1.直径8~10㎝、深さ1㎝の穴を作ります
2.種が重ならないように3粒蒔きます
3.覆土して軽く鎮圧します
4.たっぷり水を与えます

株間は約30㎝です。
植付け
オクラ栽培が初めての方は植付けからがオススメです。

植付けは失敗が少ないので、1年目は経験として苗から育てるのも一つの手です。
(参考:Amazonでオクラの苗をみる)

植付けは栽培期間も短く育てやすいです。
【植付けのやり方】
1.ポットより少し大きい穴を作ります
2.根が傷つかないように苗を取り出します
3.穴に苗を入れて株元に土を寄せて鎮圧します
4.たっぷり水を与えて根と土を活着させます
【苗の選び方】
・茎が細くないか確認します
➡細すぎると生育が不安定です
・葉裏に害虫の有無を確認します
➡卵や幼虫がいると食害に遭います
・葉が濃緑の色なのか確認します
➡葉が黄化していると少し弱い苗です
間引き
オクラは間引きなしでも育ちます。

間引きをすると成長が早くなるので、すぐに収穫できます。

全く成長しない場合は、間引きます
間引きは多くて2回あります。
項目 | 1回目の間引き | 2回目の間引き |
---|---|---|
タイミング | 本葉が2枚出た頃 | 本葉が4枚出た頃 |
株 数 | 2株 | 1株で一本立ち |
間引き方法 | 株元をハサミで切る | 株元をハサミで切る |
間引くときにオクラを引き抜くのはNGです。
周辺のオクラが根を傷ついてしまいます。
摘葉
オクラ栽培の摘葉はとても重要です。

この作業を怠ると収量が減ることが…。
【オクラの摘葉】
1.オクラの果実を探します
2.その果実から下の2枚目以降を切り落とします
・実と葉をセットで切るイメージです
・晴れた午前中に切り落とします
➡病気になるリスクを減らすためです
追肥

オクラは肥料が大好きな野菜です。
そのため、元肥よりも追肥が重要になります。

即効性の化成肥料がオススメです。
オクラは追肥の回数が多い野菜です。
(参考:オクラ栽培で追肥が重要な理由)
項目 | 1回目 | 2回目以降 |
---|---|---|
タイミング | 植付けから2週間後 | 1回目の追肥から2週間後 ➡3回目からは2週間に1回 |
施 肥 量 | 1株二つまみを株の周囲に撒く | 1株二つまみを株の周囲に撒く |
プランター栽培の場合は液肥も有効的に使えます。

水やりと兼ねて施肥できるので非常に楽です。
(参考:液体肥料を使って野菜を育ててみた)
わき芽の摘み取り
脇芽は育てても問題ありません。

脇芽から実がなるので収穫できます。
ただ脇芽は風通しが悪くなることがあります。
そのため生育が遅くなったり病気になれば摘み取ると効果的です。
・脇芽からも実がなります
➡収量が増えるので育てて問題ないです
・風通しが悪くなりやすいです
➡病気のリスクが上がるので注意は必要です
収穫
採り遅れると硬いオクラになってしまいます。
品種によりますが、6~8㎝で収穫すると美味しいです!

私のようなズボラ人間は「大奥」という品種が好きです。
大きくなっても柔らかくて、美味しいのでありがたい!
オクラの収穫するタイミングを解説します。
項目 | 収穫タイミング | 収穫サイズ |
---|---|---|
五角オクラ | 開花から約5~7日 | 約6~7㎝ |
丸オクラ | 開花から約6~8日 | 約12~15㎝ |
どんどん莢がなるので大変ですが新鮮なオクラは美味しいです。
・収穫する際はハサミを使います
➡莢の茎は固いので剪定ハサミがオススメです
・手袋を着用すると安心です
➡オクラは小さな産毛があるので気を付けてください
害虫対策
基本的にオクラは病気に強い野菜です。

肥料切れによる病気を併発することがあります。
日照不足や肥料不足で病害虫の被害に遭いやすくなります。
・連作障害に気を付けます
➡同じ作物を連続で育てると生育不良になる可能性があります
・アブラムシに気を付けます
➡シルバーマルチやキラキラテープで対策します
オクラは良く育ちます
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回はオクラの育て方と成功のコツを解説しました。
オクラはとても生育旺盛なのでとても育てやすい野菜です。
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