どうも、カブの間引き菜が大好きなヤマワタです。
間引き菜と”しらす”を一緒に炒めるふりかけが大好きです。
間引き菜も美味しくいただけるので、余すところがないカブです。
まさに家庭菜園の醍醐味!
そんなカブは根菜の中では栽培期間の短い野菜です。
そのため初心者さんも容易に栽培可能です。
今回はカブの育て方と成功するコツをご紹介します。
かぶの概要
まずはカブの概要に触れます。
科 名 | アブラナ科 |
播種時期 | 2月~5月、9月~10月 |
連作障害 | あり(2年) |
株 間 | 約15㎝~25㎝ |
発芽適温 | 約20℃~25℃ |
生育適温 | 約15℃~25℃ |
土壌酸度 | ㏗6.0~6.5 |
畝 高 | 約15㎝ |
畝 幅 | 約60㎝ |
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ここからはカブの育て方を解説します。
土づくり
カブの土づくりは深く耕すことが重要です。
深く耕すことで空気が入り通気性が良くなります。
カブは通気性が良いと大きくなりやすいです。
項目 | プランター | 畑・農園 |
---|---|---|
石灰 | なし | 種蒔きの2週間以上前に撒く |
元肥 | 培養土 | 種蒔きの1週間前に撒く |
畝高 | 約30㎝ | 約15㎝ |
畝幅 | 約30~50㎝ | 約60㎝ |
ここからは種の蒔き方や土寄せなどを解説します。
種蒔き
カブの種は”春”と”秋”で蒔けます。
また蒔き方は「筋まき」と「点まき」があります。
筋まきは間引き菜がたくさん食べられます。
点まきは種を節約できます。
地域 | 播種時期 |
---|---|
冷涼地 | 4月中旬~6月、8月~9月中旬 |
温暖地 | 3月中旬~5月、9月~10月 |
暖 地 | 3月~5月中旬、9月中旬~11月上旬 |
【種の蒔き方】
1.土を平らにします
2.細い棒(支柱)で約1㎝押し付けます
3.1㎝間隔で種を蒔きます
4.土を被せ、軽く鎮圧します
5.たっぷり水をかけて灌水させます
水やりをすると種が浮いてくることがあります。
そのため鎮圧は重要な作業です。
間引き
間引きはカブ栽培で重要な栽培管理です。
収穫するまでに3回間引きをします。
項目 | タイミング | 株間 |
---|---|---|
1回目 | 種蒔きから2週間後 ➡生育の悪い株を間引きます | 約3㎝ |
2回目 | 本葉が4枚になる頃 ➡食害や茎が曲がっている株を間引きます | 約7㎝ |
3回目 | 本葉が6~8枚になる頃 ➡大きい株を残します | 約12㎝ |
少しの栽培管理で収量も大きく変わります。
土寄せは成功する重要な管理です。
土寄せ(コツ)
土寄せをする理由は大きく3つあります。
【理由】
1.根の生育を促します
➡土と根が活着することで大きく成長します
2.キレイな形で収穫できます
➡根のグラつきが減り大きく丸いカブが収穫できます
3.根を守ります
➡日光に直接当たると変色や、根が傷つくことがあります
➡土寄せをして根を守ることが可能です
項目 | 土寄せのタイミング |
---|---|
1回目 | 本葉が4枚頃に土寄せ ➡2回目の間引いた後 |
2回目 | 本葉が6~8枚頃に土寄せ ➡3回目の間引いた後 |
畑や農園栽培の方は畝の脇から土寄せをします。
追肥
カブは肥料が好きな根菜です。
カブの追肥は収穫まで2回が目安です。
元肥を有機肥料で施肥する場合は1回でも収穫できます。
項目 | 追肥のタイミング | 施肥量 |
---|---|---|
1回目 | 最後の間引き後に追肥 ➡追肥の後に土寄せします | 2株1つまみの分量を施肥します |
2回目 | 1回目の追肥から約2週間後 ➡追肥の後に土寄せします | 2株1つまみの分量で施肥します |
収穫
収穫の目安は品種により大きく異なります。
小カブは直径約5~6㎝
中カブは直径約10~12㎝
大カブは直径約15㎝以上です。
害虫対策
カブは幼苗期に害虫被害の多い野菜です。
幼苗期に食害に遭うと成長しなくなることがあります。
小カブは容易に栽培
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回はカブの育て方と成功するコツを解説しました。
小カブは栽培期間が約50日と短いのでオススメです。
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